座談〜グクル〜お話会

何年ぶりかに松蔭コモンズの前を通る

あの古民家は、マンションに変わっていた

美術館のようだった家主の住宅も、解体され一つの建物になっていた

面影を残す庭の木々

穏やかで夢を感じる築100年の空間だった


全ての始まり、座談。何年続けただろうか

毎月第三火曜日の夜(さんか)

お茶だけで真剣にどうありたいのかを語った

全国からいろんな人が来てくれた

奇跡のような出会いもあった

場のチカラをものすごく感じたものだ

ここでの経験が、沖縄のグクル、地域元気塾、水戸のお話会へとつながっていった

庭に佇み、玄関や縁側のあったあたりに目をやる

たかだか15 年

しかし、スピードの速い時代

隔世の感、ふた昔前の夢空間であった

 

焚き火のような陽光

明治神宮の森を歩く

少し紅葉がすすんでいる

掃除が大変な季節

参道には落ち葉が集められている

そこへ陽光が差し、焚き火のように見える

鬱蒼とした木々のいたずらか

神の御告げなのか

光に吸い寄せられ、しばし眺める

 

建築図書ヒーリング

設計事務所の書棚には、貴重な建築図書がたくさんある

かつて買い集めた本も大切に保管されている(自分は処分してもう持っていない)

懐かしさ、新鮮さ、いろんな感情が入り混じりながらページをめくる

買いたかったが高価なためあきらめた本もある

何十年ぶりに建築図書に目を通していると、頭の中はタイムスリップする

思わずニヤニヤしてしまった一冊が

新建築の旧公衆衛生院特集

生きた教材に触れているのだなと、つくづく思う

週末研究と設計事務所がつながった

まだ秋らしい空気に触れてない


駅前のイルミネーションが点灯

一気に師走の様相である

しかし、まだ秋らしい空気に触れてない

少し紅葉した街路樹を見かけたことと、

脂の乗ってないさんまを食べたことくらいか


芸術の秋、、、でもないが

週末、二つのコンサートに遭遇した

サックス四重奏とシニアバンドの演奏

学生時代、よく聴いていた音楽もだんだんと遠のき

非日常のことになってしまった

演奏を聴いていると、やはり楽しい

触れる機会は、自分の意識

いつでも心に届けれる

日常に音楽があることは、豊かな気持ちになる


これから秋本番

空気感、花木、味覚、芸術

暮らしの中で、秋を感じたい

誰とビールを飲むか

先日、お台場の友人宅を訪ねる

この景色と毎日過ごす暮らし

昼も夜も、、、ビールが似合いすぎる

初めて来たのに、次はいつ?と、勝手に思う

30年前、広島で海の辺りにあるマンションの11階に住んでいた

週末の昼間、仲間とビールをよく飲んだ

(もちろん、こんな素敵な夜景はなかったが)

そんなことを思い出しながら、"プシュ".っと

ひょんなことから記憶が蘇る

しかし、一番大切なのは"誰と"である

気兼ねなくビールが飲める

平日休みだったようで、"今夜どう?"と、声をかけてくれた

これこそありがたい

次は昼間に呼んでもらえよように念力を送る