建築図書ヒーリング

設計事務所の書棚には、貴重な建築図書がたくさんある

かつて買い集めた本も大切に保管されている(自分は処分してもう持っていない)

懐かしさ、新鮮さ、いろんな感情が入り混じりながらページをめくる

買いたかったが高価なためあきらめた本もある

何十年ぶりに建築図書に目を通していると、頭の中はタイムスリップする

思わずニヤニヤしてしまった一冊が

新建築の旧公衆衛生院特集

生きた教材に触れているのだなと、つくづく思う

週末研究と設計事務所がつながった

まだ秋らしい空気に触れてない


駅前のイルミネーションが点灯

一気に師走の様相である

しかし、まだ秋らしい空気に触れてない

少し紅葉した街路樹を見かけたことと、

脂の乗ってないさんまを食べたことくらいか


芸術の秋、、、でもないが

週末、二つのコンサートに遭遇した

サックス四重奏とシニアバンドの演奏

学生時代、よく聴いていた音楽もだんだんと遠のき

非日常のことになってしまった

演奏を聴いていると、やはり楽しい

触れる機会は、自分の意識

いつでも心に届けれる

日常に音楽があることは、豊かな気持ちになる


これから秋本番

空気感、花木、味覚、芸術

暮らしの中で、秋を感じたい

誰とビールを飲むか

先日、お台場の友人宅を訪ねる

この景色と毎日過ごす暮らし

昼も夜も、、、ビールが似合いすぎる

初めて来たのに、次はいつ?と、勝手に思う

30年前、広島で海の辺りにあるマンションの11階に住んでいた

週末の昼間、仲間とビールをよく飲んだ

(もちろん、こんな素敵な夜景はなかったが)

そんなことを思い出しながら、"プシュ".っと

ひょんなことから記憶が蘇る

しかし、一番大切なのは"誰と"である

気兼ねなくビールが飲める

平日休みだったようで、"今夜どう?"と、声をかけてくれた

これこそありがたい

次は昼間に呼んでもらえよように念力を送る

お世話になりました

恩師の事務所へ

永年、ご縁の深かった職員さんが退職される

いろんな局面で応援してくださった

本音で相談できる方だった

今日も笑顔いっぱいで、実に晴れやか

寂しくなる

さて、

令和元年も、あと一か月余

転機、節目、出発

まだまだあれやこれや続く

いつもあるはずのものがない

10月31日の火災以来、初めて首里城

ここまでは入れた

わずかに歩く観光客

恐ろしいほど静かである

城郭を見上げると

いつもあるはずのものがない

琉装の門番に変わり警備員が

立ち入り禁止の赤いコーンが並ぶ

小さな変化に大惨事が映る

公園を歩きながら、心が沈む

家族ごとで初めて高齢福祉課へ

高齢福祉課ほか役所の窓口へ

仕事では馴染みがあるが、家族ごとでは初めて

証書の返納や、年金の手続き、葬儀の補助等

いろいろ手続きがある

頭ではなんとなくわかっていても、まだ自分ごとでなかった

しかし、社会保障制度は年々変わっている

この先どうなっていくのだろうか

生きている間、本人も大変だが

亡くなったあとのことをする者も難しい時代になってきた