正月の風物詩

男はつらいよ お帰り 寅さん」

何年ぶりかに親戚の家を訪ねたような気持ちになった

みんな歳とったなぁと思うこと自体が自然で

楽しく、暖かく、どこか物悲しい

サブ役蛾次郎さんは、いつもかぶっている帽子のまま

嬉しくなる

満男が昔のことを思い出すたびに叔父さん(寅さん)のことがよぎる

スピンアウト編とも違う、50年の家族の歴史である

満男は山田監督自身なのかもしれない

本編の寅さんは、何処か行ったままで亡くなっていない

また帰ってくるのかも

その度に会いたい