ギフト

叔母の大往生から早や三週間

手続きがひと段落し、母親と湯治場へ

湯につかり、ふーっとため息がでる

よくがんばった、よくがんばった

突然思い立ち、

朝検索して、初めて訪ねた場所

ここで過ごせたこと

故人からのギフトだったのかもしれない

場との出会い

居ながらにして、二人同時に"また来よう"

と、思ったのも不思議である 

紅葉、温泉、水、炬燵、湯治場

身体も心もあたたまる

明日への意欲が湧いてくる