晩春の季語 桜蝦

桜蝦 干せば来るなり 浜鴉

昭和初期に晩春の季題に用いたとのこと

それくらい、サクラエビが豊漁だった様子。

しかし、不漁続きで季語をも過去のものとなりそうである。

広島出身にはあまり馴染みがなく、記されたような心情ではないかもしれないが、

牡蠣が採れなくなるような感じなのだろうか。

“姿を消したサクラエビの声なき声”

環境の変化は、生活文化をも変える。

毎日新聞 余録を読んで)