ささやかな誇りを生んだ日々

イチロー選手の言葉は、

実社会でもあてはまり尊く深い。

試合に出場できないことをわかりながらも

他の選手と一緒に練習をする。

心が折れても仕方がない日々が続く。

すざまじい一年。

そして、やり抜いた先にある出場。

が、ヒットが出ない。

感情を出すこともなく戦いを終える。

人生に置き換えて考えると、しんどく明日の見えない時間。震えがくる。

最後に、一人で全てを超えたからこそ言える、

「ささやかな誇りを生んだ日々」と。

。。。

(引退会見の言葉)

今日のあの舞台に立てたことというのは、去年の5月以降、ゲームに出られない状況になって、その後チームと一緒になって練習を続けてきたんですけど、それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかったと思うんですよね。

今まで残してきた記録は、いずれ誰かが抜いていくと思うんですけど。

去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれないと、ささやかな誇りを生んだ日々であったんですね。