【チーム・メンバー】

長谷部、本田選手が日本代表を引退する。「このチームで、このメンバーで、、、」と、他のメンバーからも今回良く聞いた。それだけ、互いを尊敬し、認め合う関係性ができていたのだろう。

クラブチームと違い、選抜された代表メンバーでのチームづくりは、テクニカルやフィジカルとともにメンタルそして、ハーモニーが重要で、限られた時間内で行えるのがプロフェッショナルである。とりわけキャプテンシーは、経験だけでなく持って生まれた素養が大きく影響する。

チームづくりは、スポーツだけでなく、コミュニティ、仕事、研究、文化、多分野に渡り必要であるが、方法、捉え方は少しずつ違う。もちろん、世代、男女、国籍が混在している場合も工夫が必要である。メンバーを代えれないチームづくりもある。

共通することは、ビジョンの描き方、各々の研鑽、互いを認め合う姿勢で、個人もチームも成長していくプロセスが見えることである。そして、あきらめない心が大切である。

とはいえ、全てが一緒、一枚岩になる必要はない。適度な距離、メリハリが重要である。チームは気持ち、心の寄せ合い。チームがあるからメンバーも成長する。