2018-09-20から1日間の記事一覧

【座左の銘】

座右の銘を問われた。 自分の場合、左利きなので「座左の銘」になろうか。 普段、考えたこたこともないのですぐに浮かばなかったが、 手帳に挟んでいる言葉を思い出した。 二十年くらい前、どこかの社でひいたおみくじに書いてあった。 もともと、武者小路実…

【ちくま味噌】

ちくま味噌を頂戴し、初めて味わう。 お椀に鰹節を入れ、お湯を注ぐ。 そして、小さじ一杯の味噌を溶かす。 沖縄で教わった「カチュー湯」である。 最もシンプルで味がわかりやすい。 創業330年、受け継がれてきた味噌。 「美味い」 一言に尽きる。 食の論評…

【大相撲】

相撲を観る度に気づきがある。 子供の頃から尽きない。 取り組みはもちろんの事だが、 神事、礼節、人なり、呼吸、土俵、場、声援。 そもそもは屋外で行われていたが、時代と共に屋内へと変わり、 進化し完成されたソフトとハード 徳俵のような名残りも大切…

【むさぼるなかれ】

「人々みな食分あり、命分あり 」道元禅師 人の寿命を食べる総量で表す中国からきた発想 言い伝えと、今。 背景は違うが、同じ捉え方もできる。 「衣食をむさぼるなかれ」 何もいいことはない。 《毎日新聞 余録 2018.9.13》

【陰翳礼賛】

北海道の節電計画に絡めて、陰翳礼賛(谷崎潤一郎作) のことが書かれていた。 暗がりの美と生活の用 明かりだけでなく、いろいろな場面であてはまる。 陰翳礼讃 谷崎潤一郎 今日、普請道楽の人が純日本風の家屋を建てて住まおうとすると、 電気や瓦斯ガスや…

【新しい価値観】

雨ニモマケズ 約120年前、大津波、地震、冷害が続いた岩手県。 2011年に起きた東日本大震災 宮沢賢治の作った詩は、 駆け付けた多くのボランティアの心に触れた。 教師であった賢治。修学旅行で北海道を訪ねていたようである。 折しも、旅行会社に勤めている…

【地名からの推察】

神話や伝承が今に伝えている。 アイヌの人々が経験した自然の災害。 地震〜シリ シ モイエ(地が自らを動かす) 豊平〜トイ・ビラ(崩れた・崖) 美留和山〜ペルケ・ヌプリ(裂けた・山) 土地の言い伝えが目覚める。 広島でも、九州でも、北海道でも。 《毎…

【すすき〜鰯へ】

今朝、いつもの竹林にすすきが金色に輝きながら揺れていた。 盆を過ぎ、少しずつ秋めいてくる。 しばらく眺めていると、なぜか鰯を食べたくなった。 夕方スーパーに寄り購入。焼いてみた。 イメージには、行動に移させる力がある。美味い。 すすきから今日は…

【ぴんころ地蔵さんの手水鉢】

吾唯足知 満足することを知る人は、少しも不平不満の心を起こさないため、 心に落ち着きがあり、不平がない 全てに口が寄り添う 《水戸》

【人なり】

終戦記念日の翌日、白洲次郎の人なりが記されていた。 良識、知識、判断、行動、地頭、自由、、 当時からすれば、表現にエッジがきいていたであろうが、 優れたバランス、タイミングを感じる。 自身の居心地の良いスタンスを常に維持している。 イメージでき…